10/8は目黒区上目黒小学校にてアウトリーチプログラムを実施致しました。
出演はソプラノ湯浅桃子さん、テノール布施雅也さん、ピアノ古川かりんさん。
とても気さくで積極的な生徒さんが多く、温かい拍手で迎え入れてくれました。序盤の日本の歌は静かに聴き入っている様子でした。オペラのコーナーに入ると、最初の説明ではまだピンときていない様子でしたが、〈女心の歌〉が始まると隣同士「この曲知ってる!」「すごーい!」と言い合いながら聴いてくれていました。〈私は夢に生きたい〉では、出だしの高音に驚いてみんな背筋が伸びており、歌の技巧や高音に素直に反応して感動の声が上がっていました。生徒さんたちの反応に湯浅さんも逆に驚いて、思わず笑っていらっしゃいました。続くピアノ・ソロ〈愛の夢〉ではガラッと空気も変わって静かになり、ピアニストの手元を覗き込んだりして真剣に聞き入っている様子でした。サウンド・オブ・ミュージック・メドレーでは、ドレミの歌を一緒に歌いましょうと呼びかけると徐々に歌い出し、最後にはアーティストと一緒になって楽しい音楽を奏でてくれました。ドレミの歌で少し喉も温まり、最後の合唱は1回目からとても元気な声で歌を聴かせてくれました。お腹も使って声を出してみようとアーティストがアドバイスをすると、しっかりとした厚みのある声が出るようになり、ハーモニーのバランスがより良くなりました。担任の先生は初めて学年での合唱を聴いたそうで、心に響いて感動したと生徒さんに伝えていらっしゃいました。